結果が出なくとも、オレは認めるぞ佐藤琢磨!!
SPEEDIt's debatable whether Sato was close enough to have a go, but he did anyway.
「抜けるかどうか議論が分かれるところだが、佐藤はとにかく行った」
あちこちからなんであんなに強引に抜きにいったんだと批判されているが、それがレースってものだろう。明らかに速度に勝るBAR HONDA,そして周りに注意も払わずに表彰台への自動車通勤をしていたフェラーリ・バリチェロのインを迷うことなく刺していったあのスピリッツはF1ドライバーとして賞賛に値する。いや、オレが賞賛する。
ドアが開くまで待つ。それもよかろう。でも彼はドアはこじ開けるものだと思っているしF1はそれが面白い。インタビューの落ち着きぶりや感情を表さない態度からは想像もつかない獰猛な走り。その落差がいい。
かつてのトップドライバーたちが皆そうだったように、彼もまたそれと同じ道を歩んでいる。3位をキープする走りではなく、1位を狙いにいったその姿勢は早いうちに報われるだろう。なぜなら、彼のマシンからオーラが出始めたからだ。オーラは周りに畏怖を与え、寄せ付けなくなる効果がある。
あとはエンジンブローしない走りをするだけだ!いけるぞ琢磨!!