機動戦士ガンダムSEED PHASE-45(第45話) 開く扉

今日は変態仮面(はるきちさんに習って今回はこう呼びます)の独壇場。一人でアイキャッチまでの15分喋りまくり。前回から数えるともうかれこれ30分は喋っていたであろうか?

しかし今回明らかになったことといえば、変態仮面ラウ・ル・クルーゼは机にスペアの仮面を3つも用意していたこと。みちのくプロレスのグレートサスケばりの用意のよさ。用意はいいけど、薬中なのに、薬を持ち歩いてないという間抜けぶり。変態仮面は一体何がしたいんだろう??

さて、変態仮面の独壇場でキラの出生が少しだけ明らかに。そしてようやくムウ・ラ・フラガとクルーゼの関係も明らかになった。おおかたの予測どおり、クルーゼはムラガの父のクローン。クローン時にコーディネイトに失敗したのではないかと思われる。

一方のキラはコーディネーターの生みの親のヒビキ博士の最高傑作。人工子宮によって生まれたらしい。となるとカガリは?と思うのだが、カガリは美人の奥さん(やっぱり研究者らしい)のお腹から生まれてきたようだ。となるとニ卵生の双子というか、兄弟に近い関係。

コーディネーター反対運動、そして純潔を守る急進派のブルーコスモスが台頭してきた影響によりきっとヒビキ博士とその奥様は不遇な死を迎えてしまったのだろう。九死に一生を得て、キラ・カガリはオーブで育つことになったようだ。で、名前だが、クルーゼがキラ・ヤマトの名前を知っていたことから、ヒビキ博士の奥様の旧姓がヤマトではないかと。

しかしあんだけ喋っていたくせに、なぜフラガの父がクローンを作ったのかとか、ヒビキ博士の行く末とか肝心なところを喋ってないとは。しかもそもそもあの大演説をした動機が今一歩弱い。まあそろそろ説明してもらわないと、放送回数ないしね。

よく考えてみると、フラガ父は奥さんを小ばかにしていて、自分の子供(ムウ)に奥さんの遺伝子が入ることを望んでなかったのでクローンであるクルーゼを作った。そこでコーディネイトしてよりよくしようとしたのだが、コーディネーターはよく失敗することから、なんらかの欠陥を負ったのだろう。それが仮面をしたり、薬が必要な理由となる。そもそもフラガ父はクローン(クルーゼ)を寵愛する予定だったが失敗作だったので自分の元から遠くにおき、結局奥さんの子供であるフラガを寵愛した感がある。出生を恨んだクルーゼはフラガに会った時に、きっと政財界のパーティかなにかだろうが、そのときに放火して母を亡きものとしたと思われる。そりゃ鬱屈するさなあ。

キラと同じくSEEDを持つアスランはどうして作られたかは触れられてない。まだまだ謎が多いぞ。

さて本日のがんばれディアッカくん。

イザークと話し合ったものの、結局は先週と同じくザフトの命令に疑問を持ったということの繰り返し。騙されているんだというイザークに対して、騙されているのはどちらかという疑問を投げかけて再び戦場へと戻る。イザークがラクス派につく日も近いな。まー変態仮面の側にいるよりも、ラクスの近くの方がいいでしょう。元々ファンだったはずだし。